ついにやってきました!
2024年船タコシーズン!
5月1日から始まります!
年々釣れなくなってきている明石タコですが、明石市漁連遊漁船代表者部会が取り決めたルールに変更があります。
変更になった点はこちら。
- 使用するタコエギは2個付けまでとする。
- 全周囲に針があるタコエギ(全笠タコエギ)は使用禁止とします。
- エサの使用は禁止 ※2024年からのルールです。
エサで船が汚れてしまったり、バターや魚の脂などで滑ってけがをしてしまう方を防ぐことができますね。
営業できるのは5月1日から8月31日まで。
営業時間は午前5時から正午までです。
つまりどういう事か。
ワンナックさんのデビルクラッカーや
デュエルさんのタコやん船スッテがそのままだと使えません!
どうしても使用したい場合は、鉤が180度を超えないように鉤の半分をカットする。
もしくは明石市漁連遊漁船代表者部会さんの外(所属しない遊漁船)で使用してください。
ワンナックさんのインスタグラム2023年4月27日に更新された投稿によると、
淡路島、神戸、大阪の遊漁船でも自主規制の依頼が来ているようです。
ですので、使えるか使えないかは船長に前もって確認しましょう!
明石市漁連遊漁船代表者部会さんの船で使う予定なら乗船できない可能性があります。
カエシがある物も、必ずつぶしてください。
なぜ変更になったの?
兵庫県明石沖にてタコ壺を漁師さんが引き上げた際に、釣り人が根掛かりで絡まって切れてしまったエギが
漁師さんの手や脚を負傷するトラブルが発生しました。
2020年夏に回収を試みた結果、たったの2か月半で約1万6千個のタコエギが回収されました。
この写真には衝撃を覚えたのを今でもはっきり覚えています。
明石市漁業組合連合会は各メーカーさんに釣り針の改良していただくように声をあげました。
それでもまだまだ少なくならず、確かによく釣れるが、全笠タイプの鉤は根掛かりしやすい傾向にあるとの事で禁止になりました。
これは、ブランドタコである明石タコを守るためでもあります。
年々漁獲量が減っていますよね。釣りをしていてもそう感じます。
明石市漁業組合連合会の皆さんは明石タコの事を考え、乱獲されないように様々な取り組みを行っておられます。
全笠タイプの製品をお持ちの方はプライヤーなどで180度を超えないようにカットしてお使いくださいね。
デビルクラッカーの鉤を180度にしてみよう!
私が購入した下の写真のものは古いタイプのもので鉤が10本付いています。
デビルクラッカーは釣れすぎるので会議の結果、針の本数を6本に減らす対応をしてくださいました。
それでも釣れすぎてしまうようで、180度ルールになってしまいました。
見ての通り、ワンナックさんのデビルクラッカーは全笠タイプで360度の鉤となっています。
取りたい鉤だけをプライヤーで左右に何度も動かすと、緩く動くようになる。
角度を少し変えて180度に変更して出来上がり!!
カットできるならカットする方が楽ですよ!
参考になれば嬉しいです!