磯釣りに行ったことはありますか?
狙える魚はグレだけではありません!エギングやショアジギングもついでにできるんですよ!
最初に道具代がかかりますが、一度道具さえ揃えれば船釣りより安く済みます!
渡船で船に10分程度乗りますが、船酔いはしにくいかと思います!
たとえ船酔いしたとしても10分程度の我慢です。
先日持ち物リスト完全版を公開しましたが、磯の乗り方と最低限必要な物と注意事項を書いていきますね。
予約をする
磯釣り人気の磯場でなければ比較的直前でも予約が取りやすいです。
- 雨が嫌な方は週刊天気予報を見てから予約しましょう!
- 初心者であることを伝えましょう!
- 女性同伴の場合も伝えると良いでしょう!
私の経験上、初心者であることを伝えると大きめの磯に渡してくれる事が多かったです。
初心者だと伝えても、初心者様に合わせた安全な磯場に降ろしてくれます。
女性の場合トイレ問題がありますよね。女性同伴だと隠れられるような磯場に渡してくれます。
当日
時間には集合場所に磯場に持って行く荷物を持って行きましょう!
フェルトスパイクももちろん履き、服も完全防備です。
グローブも帽子も磯では必須です。磯のゴツゴツで手は傷つきやすいです。
ロッドはハードロッドケースに入れたまま。
活かしバッカンがある場合は、直前まで生かしておけるのでクーラーは車の中に積んでいても大丈夫です。
荷物はなるべく少量、コンパクトに。船から降ろすとき、乗せるとき、磯場を移動する時かなり大変です。
一緒に同船する方がいれば色々教えてもらいましょう!
磯釣りのお客様は世話好きの方が非常に多いです!
いざ出発!
各磯場に順番に名前を呼んで降ろしてくれます。
この時、同船している方が居れば荷物の降ろすのを手伝いましょう!
他の方も必ず手伝ってくれます。これが磯釣りの暗黙のルールです。大切な道具が入っているので雑に扱わないようにしましょう!
自分の名前が呼ばれたら降りる準備をします。
船長が磯場に船をつけてくれるので、タイミングよく磯に降り立ちましょう!
船長によりますが、私が乗っていた船は『ハイ!』と言ったタイミングで降りるというルールでした。
降りると同船した常連の方々が荷物を降ろすのを手伝ってくれます。
磯に降り立ったら注意ポイント
必ず片手は開けておこう!磯場は見た目以上に滑ります。滑ってこけてしまった時に、両手がふさがっていたら頭を打ってそこで終了です。必ず片手は何も持たずに移動しよう!
ポイント探し
磯場に降りたらポイント探しです!
初めての方ならどの方角で釣れるか右も左もわからないですよね。
- とにかく足場の良い所を探してください。
足場が悪い所で釣りはできません。
- クサビ鉛を打った後はありませんか?
第一精工さんが発売している銀色のクサビ鉛。
これを打った後を見つけたらラッキー!
簡単にピトンを打ち付けられるだけでなく、過去にここで釣りをしていた人がいる。←常連さんの可能性もありますよね。
釣れる場所であるかもしれないということがわかります。
ピトンを打とう
まず最初にピトンを打ちましょう!岩と岩の隙間にピトンを打ちます。
足場の良い所、水が掛からない所を選びましょう!
- そのままハンマーで打つ。
- 安定しなければハーケンを打ちましょう!
- それでもグラグラするならクサビ鉛を使いましょう!
- それでもグラグラするなら割り箸などの木の欠片をかましてみましょう!
きっとどれかでうまくいきます!
グラグラしたまま竿を置くと、倒れてしまい竿が折れてしまう可能性があります。
私も強風で倒れてしまい、竿が折れてしまった経験があります。泣
エサ作り
釣具店で解凍しておいてもらって、釣具店で作っておいてもOKです!
その方が磯場作るより楽です。
磯場で作る方もいらっしゃいます。
配合エサは個人の好みがすごく分かれます。
マルキュー
この配合エサにオキアミ3kgを混ぜ合わせます。
その後、袋に書いてある量の海水を混ぜて作ります。
マルキューさんが初心者様にオススメしているエサ
竿のセッティング
ピトンを打ち、竿受けをセットしたら竿を置くことができます。
まずリールを取り付けます。ベールを返して糸をフリーにした状態でトップカバーに付いている糸通しの穴に糸を通します。
通したらそのままキャップを外すだけで小さいガイド全てに糸が通ります。
磯竿は5m程あるので長いです。竿に伸ばしてしまうと仕掛けを付けるのに大変です。
先に延ばすよりも仕掛けを先にセッティングしてから伸ばしましょう!
- ウキ止め糸
- シモリ玉
- 円錐ウキ
- クッション
- ガン玉
- サルカン
- ハリス
- 針
沢山ありすぎて順番を覚えられなくないですか?私も初めは覚えられなくて大変でした。
むしろ、シーズンごとにあれ?えっと…となっていました。笑
役割を理解すると覚えやすいよ!
遊動式
- ウキ止め糸→投げて浮かせている時はウキの上にいるよ!ウキの髪の毛だと覚えよう!ウキ止め糸がエサの位置(水深)を操る重要な役割になっているよ!
- シモリ玉→ウキの穴が大きい時があるから、ウキ止め糸が通り抜けないように見守ってくれているよ。
- ウキ→顔だと思おう!顔が沈んだら魚が掛かった証拠!
- クッション→ウキがスルスルっと落ちないように下でしっかり止めてくれるよ。潮を受けてアタリをわかりやすくしてくれたりするよ。
- サルカン→ハリスはサルカンがいるから道糸のナイロンとの結合が簡単にできるよ!針がどこかに引っかかってしまったり、魚に切られた時にもサルカンの上にあるものを無くしてしまわないように犠牲になってくれたりするよ。
- 細いハリス→道糸より少し細くして魚に見破られにくいよ!
- ガン玉オモリ→エサの付いた針を魚のいる深い所に持って行くのがお仕事。
- 針→魚がかかってバレた時など、傷んだらすぐに取り換えよう!
釣ってみよう!
ここで柄杓の登場!柄杓にエサをこすりつけて入れます。
イメージとしてはアイスクリーム屋さん!
狙いたいポイントに数回投げます。
投げた所、エサが流れていくところを見極めて仕掛けを投入しよう!
もし魚がかかったらウキが沈みます。
沈んだら一気に合わせよう!
釣れて巻き上げた時に巻きすぎないように気を付けましょう!
片付け
きっと初めて撒き餌をしたら磯にエサが飛び散っているはず。
水汲みバケツでなるべくキレイに流しておきましょう!
そして、お迎えの時間には必ず全て片付いて降りた所で待機していましょう!
時間ギリギリまで釣りをしていると他のお客様に迷惑がかかります。
帰り
お迎えがきたら、きっと乗った時と同じように他のお客様が荷物を乗せるのを手伝ってくれます。
同じように後に乗った人の荷物を乗せるのを手伝いましょう!
常連さんが進んでやってくれると思うので、あまりわからず自分の手伝いは必要ないなと思ったら臨機応変に対処しましょう!
港に着いたら船長に挨拶をして帰りましょう!
まとめ
ハードルが高いと思われがちな磯釣り。慣れてしまえばすごく楽しい釣りです!
ウキが沈むのが本当にエキサイティング!是非チャレンジしてみて欲しいです!